登録販売者　いにゃだ

「人生はネタづくし」

～十五ノ型～　人の数だけ「普通」がある

人との出会いが多い季節。その分、新しい「価値観」と出会うことも多い。価値観とはつまり「その人にとっての普通」のこと。

ドラッグストアで働いていた時のことです。

お客様「洗剤ちょうだい」
いなだ「洗剤ですね。何の洗剤ですか？」
お客様「え？普通の洗剤よ」
いなだ「（販売数の多いアレかな？）普通のですね。何に使う洗剤ですか？」
お客様「普通に。普通に使う洗剤よ！」
いなだ「普・・・（以下略）」

何度かやり取りをして店内を一緒に回って・・・・結局、月に一個売れるか売れないかの商品でした。私が考えた「普通」とお客様が指す「普通」が違ったんだと、とても勉強になりました。

同じような経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。そもそも、「普通」というのがと～っても曖昧な定義です。

「大多数の人がこれを普通であると認識している」と自分で思っていることを人は「普通である」と言います。

どうですか？「普通」は人によって違って当然だとわかりますよね。現実のすべてが見えるわけではなく 、見たいと思う現実しか見ないという脳の仕組みによるものです。

自分の常識他人の非常識。

自分が普通と思っていることはもしかすると隣にいるその人には普通じゃないことかもしれない。

それはいたって「普通」のことなのです♪

人の数だけ価値観がある。人の数だけ普通がある。だから新たな発見があるし文明も発展して人は成長できる。お互いの普通を受け入れて尊重し合えたら、ますます楽しい人生になりそうだな、とワクワクしますね！

To be continued…